スパイラルバーベルというピアスをご存じでしょうか?
名前の通り、「螺旋状」になったピアスのことです。
つけるだけで手軽にボリュームのあるコーディネートを楽しめると人気のスパイラルバーベル。
しかしまだまだ「扱い方が難しそう」という声があるのも事実・・・
そこで今回は、色んな部位につけてかわいい、スパイラルバーベルについてご紹介します。
スパイラルバーベルってどんなピアス?
スパイラルバーベルとは、ボディピアスの一種でピアス軸がくるんと螺旋状になっているピアスのことです。
つけるだけで存在感が出るので、個性を出したい方にもおすすめなスパイラルバーベル。
着用できる部位も耳たぶ・軟骨ピアス・口ピアスなど幅広く、1つ持ってるだけで色んなコーデで活躍してくれます。
ピアス軸の両端についているキャッチはネジ式になっていて、くるくる回して着脱します。
軸が1回転のスパイラルバーベルが一般的ですが、中には2~5回転しているスパイラルバーベルも存在します。
魅力が多いスパイラルバーベルですが、ストレートバーベルなどのストレート軸のピアスに比べるとピアスホールに負担をかけやすいというデメリットがあります。
安定していないピアスホールに着けるとトラブルを招く恐れが高いので、必ずピアスホールが完成してから装着するようにしてください。
スパイラルバーベルのサイズの選び方
スパイラルバーベルのサイズには、「ゲージサイズ」と「内径サイズ」があります。
スパイラルバーベルのゲージサイズとは?
ゲージサイズとはピアスホールに通すピアス軸の太さのことで、アルファベットで「G」と表します。Gの前につく数字が小さいほど軸が太くなり、数字が大きいほど軸が細くなります。
スパイラルバーベルは20Gから00Gまで幅広いゲージサイズが揃っているので、自分に合ったゲージサイズを選ぶことが大切です。
雑貨屋さんで販売されているファッションピアスは18Gのものが多く、耳たぶ用のピアッサーに内蔵されているピアスは16G、軟骨用ピアッサーに内蔵されているピアスは14Gです。着けたい部位にあわせて参考にしてくださいね。
スパイラルバーベルの内径サイズとは?
内径サイズとは、スパイラルバーベルの輪の内側の直径サイズのことで、数字が大きいほど、ピアスのサイズも大きくなります。
軟骨ピアスや耳たぶピアスとして使用する場合は、適度なゆとりの6mm~8mmが人気ですが、豊富なサイズが展開されているのでつけたい部位の厚さや自分の好みによって、お気に入りのサイズを見つけてください。
スパイラルバーベルの巻きの向きに注意!
スパイラルバーベルには「右巻き」「左巻き」があります。
螺旋の向きの違いですが、巻きの向きが違うだけでも印象がかなり変わってくるので、その日の気分に合わせて向きを変えるのもおすすめです。
スパイラルバーベルが耳に巻きついているようなシルエットにしたい方は、右耳には左巻き、左耳には右巻きを装着すようにしましょう。
ただし、お店によっては左右の指定不可な場合もあるので、左右を指定したい場合は購入前にお店に確認してみてくださいね。
スパイラルバーベルのおすすめ部位
軟骨ピアス
軟骨ピアスの代表的な部位、ヘリックス(耳上部のふちあたり)につけるとインパクト抜群です。ヘリックス以外にもロック(ルーク)など、小さな部位に装着する方も多いです。
内径サイズや軸のカラー、つけるキャッチなどで、スタイリッシュからキュートまで色んな雰囲気を簡単に楽しめるのがスパイラルバーベルのメリットです。
様々なカラーリングがあるので、カラフルに重ね付けするのもおすすめです。
耳たぶ
ボディピアスとは軟骨や体に装着するもの、というイメージがあるかもしれませんが、スパイラルバーベルは耳たぶにつけるのにも適しています。
耳たぶにくるくると巻きついてるようなシルエットは、ファッションピアスにはないデザインなので注目が集まりそうですよね!
ファッションピアスと違ってキャッチを付け替えたりチャームをくぐらせるだけで、簡単に自分だけのオリジナルのピアスを楽しむことができるのもボディピアスならでは!ファッションピアスでは出せないボリューム感を楽しんでください。
口(リップ)
口(リップ)にスパイラルバーベルをつけると、唇にくるんと巻きついてるようなシルエットがかなり存在感を放ちます。
デビルの尻尾のような、黒い三角コーンモチーフは特に人気デザインなので、つけている人を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?顔はパッと見ただけでも目を引いて目立つ部位なので個性を出したい!という方にもおすすめです。
口ピアスは、食事中など常に口内のピアスが気になってしまうので、内径サイズはぴったりめをおすすめします。
スパイラルバーベルの付け外し方法
スパイラルバーベルの付け方
- スパイラルバーベルの片方のキャッチを外します
- ピアスホールに沿わせるように、ゆっくりスパイラルバーベルを装着していきます
- 装着し終わったら、外したキャッチを付けて完成です
スパイラルバーベルの外し方
- スパイラルバーベルの軸をつまみ、反対の手でキャッチを外します
- ゆっくりスパイラルバーベルを外します
キャッチが固くて、スパイラルバーベルがうまく外せないときは
キャッチが固くて外れない場合は、ゴム手袋をはめるとピアスやキャッチがすべりにくくなり、外しやすくなるのでオススメです。それでも外れない場合は、ペンチなどの工具を使用し、ピアスの軸の部分を工具で挟みながら片方の手でキャッチを外すと外れやすくなるので、試してみてくださいね!
スパイラルバーベルまとめ
ここまでスパイラルバーベルについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
スパイラルバーベルは、パッと見た感じでは、どこに装着するのかわかりにくいボディピアスかもしれません。しかし、耳たぶから軟骨、口ピアスまで幅広い部位につけることができる万能なボディピアスです。
耳たぶにしかピアスホールが空いていないという方も、ぜひスパイラルバーベルに挑戦してみてくださいね!