「軟骨ピアスが腫れてしまった」
「いつまで腫れるのかな?もっと腫れたらどうしよう」
と不安になっている方はいませんか?
軟骨ピアスは気軽に個性を出せるという理由で大人気ですが、骨に穴を開けるため耳たぶよりも安定しにくく、腫れたりトラブルが起こりやすいのも事実です。
そこで今回は軟骨ピアスの腫れの原因や対処法について詳しくお話していきます!
これから軟骨ピアスを開ける予定がある方も、もしも開けた後腫れた時のため事前に対処法を知っておいてくださいね。
キレイで安定したピアスホールをのためには、適切な処置を知っておきましょう。
軟骨ピアスが腫れる原因
開けたばかりのホールだから
骨に穴を開ける軟骨ピアスは、耳たぶに比べると開けた直後の痛みや腫れが強く出ます。
軟骨ピアスを開けてから2~3日の間は特に腫れやすく、部位が赤くなったりピアスホールが腫れて出血したりすることがあります。
軟骨ピアスは耳たぶピアスよりもホールの完成に時間がかかるので、安定するまでに特に注意が必要です。
軟骨ピアスが腫れて不安でも、開けてから1週間くらいは様子を見ましょう。必要以上に触らず、菌が入らないようにすることも忘れずに。
また、美容院やプール、海水浴、長時間のサウナは軟骨ピアスのトラブルの元となるので、ホールが完成するまでは避けてください。
刺激を受けホールが不安定だから
安定したホールでも、不意なことで刺激を受け不安定になってしまい腫れることがあります。一番多いのは、衣服や寝具に軟骨ピアスを引っかけてしまい、軟骨ピアスが腫れてしまうケース。
また、重量が重ためのピアスを選んだ場合もホールに負担がかかるため不安定になって腫れやすくなります。
個人差もありますが、刺激を受けて腫れる場合、前兆としてかゆみや分泌液が出ます。
その症状が出た時点でただちに負担の軽いピアスに付け替え、入浴時にはいつもより丁寧に洗浄するようにしましょう。
化膿しているから
身体の免疫機能が落ちていたり、洗浄が充分ではなかったりすると軟骨ピアスが雑菌に感染して腫れることがあります。膿んでしまう、という状態です。
雑菌が入ってしまうと、腫れの他にひどい痛みや膿、熱が出ることも・・・化膿させないためには以下のことが大切です。
- 雑菌を入れないよう軟骨ピアスを触りすぎないようにする
- 細菌を増やさないよう軟骨ピアスの清潔を保つ
- 細菌に感染しないよう体調を整える
軟骨ピアスが合っていないから
装着している軟骨ピアスが原因で、ピアスホールが何らかの炎症を起こし腫れる場合もあります。
この場合、確認する項目は素材・内径・形状です。
素材
素材が原因で、金属アレルギーを発症しているかもしれません。つけているピアスは金属アレルギー対応の素材か確認しましょう。
内径(ピアス軸の長さ)
短すぎる内径を選択すると、ピアスがホールにめり込み炎症を起こすことがあります。つけているピアスの内径がぴったりすぎないか確認しましょう。
形状(デザイン)
ホールに負担のかかるデザインや形状のピアスを長時間装着していませんか?負担が大きいピアスはお出かけ時だけつけるようにしましょう。
つけている軟骨ピアスが原因で腫れが発生している場合は、すみやかにピアスを外し、肌やホールの負担になりにくいピアスに付け替えてください。
ピアスホールが腫れているときは肌に優しい素材・長めの内径・ストレートタイプの軸に小さめモチーフのピアスを選んでホールを休めましょう。
軟骨ピアスが腫れた時におすすめのピアス
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軟骨ピアスが腫れたときの対処法
病院にいく
軟骨ピアスが腫れてどうしていいかわからない!そんな時は病院の施術を受けるのが一番です。
自己処理に自信がなかったり、激しい腫れ・痛みがある場合は必ず病院を受診するようにしましょう。
受診する病院は皮膚で問題ありません。
いつから腫れたのか、痛みやかゆみはあるのかなど、分かっていること・自覚症状は全部伝えてくださいね。
ホットソーク
部位の腫れにはホットソークを試してみるのも手です。
ホットソークは、人間の体液と近いものを患部につけ代謝を促すことで治癒を促進させる効果があります。ただ、やりすぎると悪化する可能性がありますので、朝晩2回の1日に2回を限度に行うようにしましょう。
また、ホットソークを1週間程度続けても腫れが引かない場合は病院の受診をおすすめします。
ホットソークに必要なもの
- 清潔な容器
- お湯(38~40℃)
- 天然塩(食塩は使用不可)
- コットン
ホットソークのやり方
- 清潔な容器に200ccほどのお湯、ティースプーン4分の1程度の天然塩を入れる
- 天然塩をお湯に溶かしたら、そこにコットンを浸す
- 約15分程度、コットンを患部にあてる
※コットンが冷めてきたら2の工程に戻り再び温かいコットンを部位にあてる - シャワーできれいに洗い流し、丁寧に水分を拭き取る
※患部をそのまま2で作った液に浸してもOKです。
※ホットソークはピアスをつけたまま行います。
こちらの記事ではホットソークについて、さらに丁寧に解説しているのでよければ読んでみてください。

冷やす
熱を持って腫れている場合は冷やしてみることで腫れが引くこともあります。
- 保冷剤(ケーキ屋やお惣菜を購入した際にもらえる小さなサイズ)
- おしぼりを冷凍したもの
- 氷をビニール袋に入れる
以上のようなアイテムをタオルやハンカチなどに包み部位にあてます。
直接冷やすと凍傷や低温やけどを引き起こす可能性があるので、必ず布等で包んでから当ててください。
痛みがひどいときは鎮痛剤
腫れを改善させることはできませんが、腫れと同時に痛みも出てつらい!という場合には市販の鎮痛剤を飲んでみてください。
痛みがあると気になってつい軟骨ピアスを触ってしまうこともあるので、触りすぎ防止にもなります。
しかし鎮痛剤を飲み続けると身体に負担がかかるので、しばらく続けて飲んでも痛みが引かない場合や、飲んでも痛みが続く場合は必ず病院を受診しましょう。
軟骨ピアスが腫れないように日頃からアフターケアしよう
腫れてしまった軟骨ピアスの対処も大切ですが、腫れないように日頃から丁寧にアフターケアをすることが何よりも大切です。
ピアスを開けてすぐの間だけでなく、日常的にアフターケアを行い、トラブルを回避しましょう。
軟骨ピアスのアフターケア方法
- 低刺激の石鹸を泡立てて部位に乗せる
- シャワーを前後からやさしく当てて丁寧に洗い流す
また、週に一回程度はピアスを外し、ピアスそのものを消毒するようにしましょう。
消毒液でピアスについた汚れなどを綺麗に拭き取ります。消毒液は液が垂れてこないジェルタイプの消毒液を使うと液だれせずおすすめですよ!
おすすめ消毒ジェル
軟骨ピアスが腫れたら我慢せず正しい対処を!
ここまで軟骨ピアスが腫れた場合の対処方をご紹介してきましたがいかがでしょうか?
耳たぶに比べて腫れやすい軟骨ピアスですが、腫れたり痛みが出た場合は正しい対処法で乗り切りましょう。
無理してピアスを着け続けたり我慢したりすることは、さらに深刻なトラブルを引き起こす可能性があるので、絶対にしないでくださいね!
また、腫れたり化膿したりしないよう、常日頃から肌に優しい軟骨ピアスを選ぶ、アフターケアを怠らないことも大切です。
正しい対処法でトラブルを回避して、楽しい軟骨ピアスライフを送ってください!
肌に優しい素材の軟骨ピアス
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