「夏は膿むからピアスを開けちゃダメ」なんて話を聞いたことはありませんか?
しかし冬は「ニットなどにピアスを引っかける可能性があるから開けちゃダメ」なんて話もあります。
じゃあピアスを開けるのに適した季節はいつなの?
と思う人に向けて、今回はピアスを開けるのにベストな季節やタイミングについてお話します。
ピアスを開けようかな?今開けて大丈夫?と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
ピアスを開けるのに最適な季節はない
結論から言うと、どの季節もピアスを開ける際に気をつけないといけないポイントがあるので、ピアスを開けるのに最適な季節は存在しません。
要するに、どの季節に開けてもケアを怠ればトラブルに発展するリスクがあります。
しかし言い換えればピアスを開けるのに適さない季節は存在しないということ。
夏にピアスを開けたからといって必ず膿むわけではありません。
特に学生の方は長期の休みを利用してピアスホールを安定させることができるので、夏はおすすめの時期だったりします。
ピアスを開けるのに重要なのは季節よりもタイミング
ピアスを開けるのに重要なのは季節ではなくタイミングです。
ピアスを開ける際に考えるべきことは「ピアスを長時間つけっぱなしにできるタイミングかどうか」です。
ファーストピアスは最低でも一ヶ月はつけっぱなしにする必要があるのため、学校や仕事の都合で頻繁にピアスを外す必要がある時期は、ピアスを開けるべきではありません。
ピアスホールを完成させたい日から逆算して開ける
また、ピアスホールを完成させたい日から逆算して開けるというタイミングの計り方もあります。
例えば「どうしても来年の夏にはピアスデビューしたい」「冬のライブにピアスを着けていきたい」など、明確な時期が決まっている場合は、その時期から逆算して開けましょう。
ピアスを開ける部位にもよりますが、着けたい時期の約3か月~半年前くらいにホールを開けることをおすすめします。
ピアスを開けたあとに注意すべきポイントは?
季節を問わずピアスを開けたらアフターケアを行う必要があります。
ここからは、ピアスを開けた後の注意点をお知らせするので、ぜひ参考にしてみてください。
海や温泉など、濡れるイベントは控える
開けたてのピアスは傷と同じなので、細菌が入りやすく腫れや化膿といったトラブルが起きるリスクがあります。
そのため、ホールが安定するまでは、海やプール・温泉など濡れるイベントは避けましょう。
汗をかいたら拭き取る
夏場に限らず運動後など、汗をかいた後はハンカチやティッシュでピアスホール周辺の汗を拭き取りましょう。
ピアスに挟まれたホール付近の皮膚は汗で蒸れやすいためです。拭く際はゴシゴシこすらず、清潔なハンカチなどを使ってください。
毎日シャワーで洗浄する
毎日の入浴時には、ピアスもきれいに洗浄してあげましょう。
面倒だと感じるかもしれませんが、少しでも早くきれいなホールを完成させるために必要な方法です。
デイリーケアの方法についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、よければご覧ください。
不用意に触らない
ピアスを開けたらつい気になって不用意にピアスに触れたくなってしまいますが、開けたてのピアスにはできるだけ触らないようにしましょう。
触れたことが刺激となったり、そこから細菌が入ってしまったりするリスクがあります。
膿やトラブルが治らない場合は早めに病院へ
万が一膿みや痛み、腫れなどトラブルの症状が出たと感じたら、できるだけ早く病院にいくようにしましょう。
ピアスを開けてすぐの時期は、最もトラブルが起きやすい時期です。「何か変だな」「気になるな」と思ったら皮膚科や耳鼻科を受診してみてください。
季節にとらわれず、ピアスを開けて楽しもう
ここまで夏にピアスを開けることについての注意点などをご紹介してきました。
「夏にピアスを開けると膿む」なんて噂をよく聞きますが、季節よりもしっかりとケアできるかどうかが一番大切です。
ピアスを早く完成させるためには、ファーストピアスを着けっぱなしにしておける期間を確保するようにしましょう。
ピアスを開けるタイミングをしっかり考えて、きれいなホールの完成を目指してくださいね。