みなさん、鎖骨ピアスはご存知ですか?
首より下から胸元より上の位置に開けるピアスのことを「マディソン」
首元から胸元にかけての鎖骨まわりに開けるピアスのことを「チェスト」
首に対して横向きに開けるピアスのことを「ヴァンパイア」と呼びます。
好きな芸能人やバンドメンバーが鎖骨にピアスを開けていて、憧れる!自分も開けたい!でもどうやって開けるかわからない…という方や、今回初めて鎖骨ピアスの存在を知った!という方もいると思います。
そこで今回は、鎖骨ピアスの開け方やアフターケア方法などについてご紹介していきます。
是非最後までご覧ください!
鎖骨ピアスの開け方
マディソンやチェストなど、鎖骨まわりのピアスは上級者向けの部位ですので、慣れていないと開けるのに苦労したりうまくいかない場合もあるかもしれません。
初心者の方はピアススタジオや病院で開けてもらうことをおすすめします。
用意するもの
・ニードル
・抗生物質入りの軟膏
・フォーセプス
・洗濯バサミ
・マーキング用のペン(アイライナー)
・ファーストピアス(セルフならバナナバーベルがおすすめ)
開け方
- 開けたい位置にマーキング用のペンまたはアイライナーで丸印をつけます。
- 二点の丸印のちょうど真ん中の位置に縦線を引きます。
- 洗濯バサミとフォーセプスを使って、マーキングした縦線が山になるように皮膚を挟み、両サイド二点の丸印を背中合わせにしてピアッシング位置がフォーセプスの穴の中央にくるように挟み固定します。
- ニードルを軟膏のチューブに差し込み、外側と内側両方に軟膏を塗ります。チューブタイプの軟膏を使うとニードルを差し込むだけで内側にも軟膏が塗れるので便利です。
- フォーセプスの穴からニードルの先が出てくるように気を付けながら、ニードルを貫通させます。
- フォーセプスを外し、ファーストピアスをニードルの端(お尻側)に押し当ててそのまま押し込み装着します。
- ニードルが貫通したらピアスのキャッチを着けて完成です。
※消毒液を使うと刺激が強すぎて逆に炎症を起こしてしまう可能性があるため、抗生物質入りの軟膏を使用することをおすすめします。
便利アイテム
ピアッシング用ピンセット(簡易フォーセプス)
ニードルやピアッサーと一緒にあると便利なピンセット
クリップタイプだから挟み込めば両手がフリーに!先端がC型だから扱いやすいのも嬉しい!
耳たぶ・軟骨・へそ・舌などのピアッシング時に皮膚や粘膜をピンセットのようにつまみ、ピアッシング部位を斜めに刺さらないように位置を固定しやすくするボディピアスユーザーには必需品のボディピアスツールです。
鎖骨ピアスにおすすめのファーストピアス
セルフでピアッシングをする場合、ファーストピアスはバナナバーベルがおすすめです。
また、リングピアスは引っ掛けやすく排除されやすいため鎖骨ピアスには不向きです。
鎖骨ピアスのアフターケア方法
鎖骨ピアスのアフターケアも、基本的に他の軟骨ピアスと同じでピアスホールを常に清潔に保つことが重要です。
サーフェイスやバナナバーベルは洋服などに引っ掛かりやすいため注意が必要です。
アフターケアについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので是非参考にしてみてください。

鎖骨ピアスのトラブルについて
サーフェイスやバナナバーベルは洋服などに引っ掛けてしまうことが多く、それが原因でピアスホールが炎症や化膿を起こしてしまうこともあります。
こまめなアフターケアはもちろん、抗生剤入りの軟膏を塗ると、炎症が治りかゆみも消える場合があります。
炎症がひどく化膿してしまった場合はホットソークを試してみましょう。
それでも症状が改善されない場合は、無理せず病院の施術を受けるようにしましょう。

鎖骨ピアスまとめ
ここまで鎖骨ピアスについてご紹介してきましたがいかがでしたか?
鎖骨ピアスは排除されやすく難しい部位ですが、きちんとケアし続けることによってピアスホールを長持ちさせることができます。
ピアスホールが安定したら、パヴェキャッチやコーンキャッチを着けても鎖骨まわりが一気に映えて可愛いですよ。
好きな部位に好きなピアスを着けて、楽しいピアスライフを送ってくださいね。